Day 1: OpenAI o1とChatGPT Proの正式リリース
12月6日、OpenAIは新たなAIモデル「OpenAI o1」の正式版と、有料プラン「ChatGPT Pro」を発表しました。「OpenAI o1」は、画像アップロード機能の追加や回答速度の向上が特徴です。「ChatGPT Pro」は、月額200ドルでGPT-4oやAdvanced Voice Mode、専用のo1バージョンへの無制限アクセスを提供します。
O1 Proの使用例は以下の記事で解説しています。
Day 2: 強化学習型ファインチューニングの参加受付開始
12月7日、OpenAIは「強化学習型ファインチューニング(Reinforcement Fine-Tuning)」の研究プログラムへの参加受付を開始しました。このプログラムは、特定の分野やタスクに特化したエキスパートモデルを構築する新しいアプローチを提供します。
Day 3: 動画生成AI「Sora」の正式リリース
12月9日、OpenAIは動画生成AI「Sora」を正式にリリースしました。「Sora」は、テキストプロンプトを入力することで短編動画を生成できる革新的なツールで、最大1080pの高解像度対応や多機能編集が可能です。
Day 4: ChatGPTの「Canvas」機能を全ユーザーに開放
12月10日、OpenAIはChatGPTの「Canvas」機能を全ユーザーに開放しました。「Canvas」は、文章やコードを編集・確認できる作業スペースを提供し、リアルタイムでの共同作業を可能にします。
Day 5: ChatGPTとApple製品の完全統合
12月11日、OpenAIはChatGPTをAppleデバイスに統合する新機能を発表しました。これにより、iPhone、iPad、Mac上でChatGPTをシームレスに利用できるようになり、Siriとの統合や執筆ツールの強化、カメラコントロールを活用した視覚データ解析が可能となります。
Day 6: Advanced Voice Modeのビデオ通話・画面共有対応
12月12日、OpenAIはAdvanced Voice Modeにビデオ通話と画面共有機能を追加しました。これにより、ユーザーはリアルタイムでの対話体験を大幅に向上させ、家庭や職場、趣味の場面でさらに深く活用できるようになります。
Day 7: ChatGPTの「プロジェクト」機能を実装
12月13日、OpenAIはChatGPTに「プロジェクト」機能を実装しました。この機能により、ユーザーは複数のタスクを一元管理し、効率的に作業を進めることが可能となります。
Day 8: ChatGPT Searchの無料版公開
12月14日、OpenAIはChatGPT Searchの無料版を公開しました。これにより、ユーザーはインターネット上の情報をリアルタイムで検索し、ChatGPTと連携して活用できるようになりました。
Day 9: OpenAI o1のAPI提供開始と開発者向け特典
12月17日、OpenAIは「OpenAI o1」のAPI提供を開始し、開発者向けの新機能を発表しました。これにより、開発者は「OpenAI o1」を自分のアプリケーションに組み込むことが可能となり、より高度なAI機能を提供できるようになります。
Day 10: ChatGPTへの無料通話
米国内のフリーダイヤル番号「1-800-ChatGPT(1-800-242-8478)」に電話をかけることで、ChatGPTと会話が可能です。月15分までの通話は無料で提供されています。ただし、米国外からの国際電話では利用できません。
Day 11: アプリ連携の強化
連携できるアプリ数がさらに増えました。NotionやMacのデフォルトアプリ(メモやテキストエディタなど)。
連携させたアプリでは、アプリ内のテキストやソースコードについて質問することが可能になります。
Day 12: O3とO3-miniの発表
最終日では、2025年1月にリリース予定のO3というモデルが新たに発表されました。 9月に発表されたO1から大幅に性能が向上しており、モデルを評価する指標も新たなものへと変わりました。O1の時点でIQ130ほどあるみたいでしたが、そこからさらに進化するのは想像がつきません。