FOR ALL IN ENTRIES 命令は、主にSELECT文を使用する際に別の内部テーブルの項目を抽出条件として記述したいときに使われます。
FOR ALL ENTRIES INの特徴
抽出条件に他の内部テーブルの項目を指定できる。
抽出条件とは、SELECT文ではWHERE句のことを指します。
この命令を使うことで、他のテーブルの項目を抽出条件として指定できます。
基本的な文法
SELECT field1 field2
FROM dbtable
FOR ALL ENTRIES IN itab
WHERE field1 = itab-field1 AND
field2 = itab-field2
INTO TABLE result.
この例では、dbtableテーブルからfield1とfield2の項目をresultテーブルに格納します。
<抽出条件>
- dbtableテーブルのfield1の項目とitabテーブルのfield1の項目が等しい
- dbtableテーブルのfield2の項目とitabテーブルのfield2の項目が等しい
この命令を使う際には以下のことに注意する必要があります。
- 内部テーブルを複製する必要がある
- ソート、重複削除をする必要がある
- ORDER BYと同時に指定することはできない。
【ABAP】「FOR ALL ENTRIES」使い方解説 – Qiita
目次FOR ALL ENTRIES概要使い方注意事項1. FOR ALL ENTRIES概要FOR ALL ENTRIESを追加したSELECT命令では、WHERE条件に、指定した内部テー…